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後期研修を終えて

taniguchiスタッフ医師(外科) 谷口春樹(2008年 名古屋市立大学卒)

浦添総合病院での医師キャリア形成

私は平成20年に名古屋市立大学を卒業し、浦添総合病院で初期後期研修を修了し現在は胸部外科・消化器外科スタッフとして働いています。
大学卒業時より外科医になることを決めていましたが、初期研修では問診、身体所見を重視した臨床診断や急性期疾患への対応など基礎的臨床能力を身につけたいと思っていました。浦添総合病院は宮城征四郎先生を中心とする群星沖縄病院群の中でも救急疾患を中心に急性期医療に特化した病院です。幸い初期でマッチングすることができ豊富な症例数、教育的なスタッフや働きやすい環境に恵まれ自身の期待した以上の研修をすることができました。
浦添総合病院の後期研修は比較的自由度の高いプログラムが特徴で修得したい知識、技術や経験が明確であれば自身にとって効率のよいスケジュールを調整することができます。私自身も初めの3ヵ月(初期研修の2ヶ月を連続し計5か月)は消化管内視鏡技術、内科疾患の経験のため消化器内科で研修を始めその後に消化管外科、肝胆膵外科で修練をおこないました。小児外科は県立南部こども医療センター、心臓血管外科は徳島赤十字病院と専門病院で短期間に多くの症例を経験し外科専門医取得に必要な経験を積むことができました。1カ月程度がんセンター東病院、中央病院、癌研有明病院などのハイボリュームセンターで手術見学に行くこともでき、自身や施設での手術手技を再考する機会になりました。
外科専門医を取得し胸部腹部の手術ができる外科医になりたいと思い現在は胸部外科、消化器外科に所属し呼吸器外科専門医、消化器外科専門医の取得を目指しています。一方で当院は初期研修医が常に20数名在籍する教育病院であり、研修医の教育にかかわる機会が多くあります。昨年度はハワイ大学医学教育フェローシップを修了し、初期研修医に対する外科基本手技のカリキュラムを作成し現在運用しています。また今年度より琉球大学の臨床研究管理学講座にも所属し社会人大学院生として通学しています。日々の臨床からクリニカルクエッションを抽出し臨床研究に昇華させようとする意識をもつことで、自身の診療にも良いフィードバックをうけることを実感しています。
一般市中病院での医師のキャリア形成では臨床、教育、研究などが大きな要素を占めると思いますが、浦添総合病院では経験年数、希望、力量に応じてそれらをバランスよく実現できる環境と理念があり、それは他にはない当院の魅力だと思います。

(当院外科では各種悪性腫瘍手術が1/3、胆石・ヘルニア・気胸などの良性疾患が1/3、炎症・虚血・穿孔・外傷などの緊急手術が1/3程度あり幅広い疾患を豊富にバランスよく経験できます。力量に応じて良性疾患や標準手術から低侵襲手術、縮小手術や拡大手術まで段階的に経験できます。力量以上の手術を任されることもありますが県内トップクラスの指導医が各分野でそろっており安全面、技術面では高い水準を維持しつつ手術に臨むことができます。また入院、外来で主治医としてかかわり術前術後に必要な管理を経験することで外科医として必要な臨床力を身に着けることができます。)

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